耐候性プラスチックであれば、以下のような外観変化を示しません。
さらに、以下のような機械特性の変化も生じません。
紫外線から保護する処方には、添加剤(紫外線吸収剤、カーボンブラックなど)を添加する方法、プラスチックの表面を塗料や金属などでコーティングする方法があります。中でも、カーボンブラックを添加して黒色にする処方は、最もコストパフォーマンスに優れた方法です。(注:例外的に、黒色のPEEKはその効果がありません。)
右の表に素材ごとの耐候性を示します。
(記号の見方)
++:耐性あり
+:やや耐性あり
-:耐性なし
PTFEやPVDFなどのフッ素樹脂は、耐紫外線性(耐UV性)が大変良好です。