2つの熱可塑性プラスチックを接合する溶接・溶着は、高度に発達した接合技術です。以下の非接触タイプと接触タイプの2つに大別できます。
スーパーエンプラなどの耐熱性の高いプラスチックは、溶接・溶着のためにプラスチックを溶融させるエネルギーを多く必要とします。下記の種類により、プラスチックの溶接・溶着条件が異なります。
一般的に使用されるプラスチックの溶接・溶着方法は、次の通りです。
以下は、エンズィンガーのプラスチックの種類と最適な溶接・溶着方法を示しています。
(訳:上から)
機械的溶接・溶着法:超音波溶着、振動溶着、スピン溶着
非接触加熱法:赤外線・ガス気流・レーザー
接触式熱溶接・熱溶着 誘導溶着