TECANAT GF30 natural

30%ガラス繊維強化PC

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ガラス繊維30%配合のPC（ポリカーボネート）素材です。ガラス繊維で強化されているため、剛性とクリープ強度が高くなっています。高温の条件下で長期間にわたって大きな静的荷重がかかる部品での使用に適しています。ガラス繊維は相手材に対して研磨作用を及ぼす場合があるため、摺動用途にはあまり適しません。

基本情報

プラスチックの種類
PC (ポリカーボネート)
色
白色
比重
1.42 g/cm3

主な特徴

  • 良好な荷重撓み温度(DTUL、HDT)
  • 電気絶縁性
  • ストレスクラックが発生しやすい
  • 高い強度
  • 良好な溶着(溶接)性と接着性

使用分野

メカニカル・エンジニアリング
エレクトロニクス
自動車産業

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物性表 (PDF)
SDS (PDF)

物性表

  • product-technical-detail-collapse-item-0-lvl-1
    機械特性 値 単位 測定条件 規格
    引張弾性率 4400 MPa 1mm/min DIN EN ISO 527-2
    引張強度 85 MPa 50mm/min DIN EN ISO 527-2
    引張降伏強度 87 MPa 50mm/min DIN EN ISO 527-2
    引張降伏伸度 4 % 50mm/min DIN EN ISO 527-2
    引張破断伸度 6 % 50mm/min DIN EN ISO 527-2
    曲げ強度 138 MPa 2mm/min, 10 N DIN EN ISO 178
    曲げ弾性率 4500 MPa 2mm/min, 10 N DIN EN ISO 178
    圧縮弾性率 3300 MPa 5mm/min, 10 N EN ISO 604
    圧縮強度 21/39/87 MPa 1% / 2% / 5% EN ISO 604
    シャルピー衝撃強度 71 kJ/m2 最大：7.5 J DIN EN ISO 179-1eU
    ショア硬度 88 D DIN EN ISO 868
  • product-technical-detail-collapse-item-1-lvl-1
    熱特性 値 単位 測定条件 規格
    ガラス転移点 147 C DIN EN ISO 11357
    融点 n.a. C DIN EN ISO 11357
    熱伝導率 0.32 W/(k*m) ISO 22007-4:2008
    比熱 1.1 J/(g*K) ISO 22007-4:2008
    使用温度 140 C 短期 NN
    使用温度 120 C 長期 NN
    線膨張係数(CLTE) 5 10-5*1/K 23-60℃　流れ方向 DIN EN ISO 11359-1;2
    線膨張係数(CLTE) 5 10-5*1/K 23-100℃　流れ方向 DIN EN ISO 11359-1;2
  • product-technical-detail-collapse-item-2-lvl-1
    電気特性 値 単位 測定条件 規格
    表面抵抗率 1014 Ω -
    体積抵抗率 1014 Ω*cm -
  • product-technical-detail-collapse-item-3-lvl-1
    その他の諸特性 値 単位 測定条件 規格
    熱水耐性・耐アルカリ性 - - -
    難燃性(UL94) HB - 相当 DIN IEC 60695-11-10;
    耐候性 - - NN
    吸水率 0.03 - 0.05 % 24時間/96時間 (23℃) DIN EN ISO 62

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