TECATEC PC CW50 PL V01 natural
炭素繊維強化ポリカーボネートコンポジット板材
TECATEC PC CW50 PL V01 naturalは、ポリカーボネート板材を使用しており、これをもってEnsingerのTECATEC高機能コンポジットファミリーの全てとなります。このポリカーボネートコンポジットは、50 vol%の炭素繊維織布で強化されたポリカーボネートマトリックスで構成されています。
透明なポリカーボネートマトリックスは、優れた外観を提供すると同時に、衝撃に対する高い靭性と優れた切削加工性を提供します。 炭素繊維強化材の量が多いため、熱膨張係数は非常に低くなります。 これは、特に温度の大きな変動が発生する中で精度が要求される場合は、多くの用途において有利となります。
TECATEC PC CW50 PL V01 naturalの密度はわずか1.52 g/cm3ですが、剛性は48GPaあります。 これにより、繊維強化熱可塑性プラスチックは、中間クラスの負荷があり且つ重量を減らす必要がある領域で、スチールやアルミニウムを代替するのに理想的な候補となります。 このPCコンポジット板材は、ウォータージェットによって切削加工または切断できます。 ポリカーボネートマトリックスの靭性により、ねじ山でも、素材に直接切削加工することができます。
この炭素繊維強化熱可塑性プラスチックの特性により、ロボットアームやグリッパーなどのような、機械が操作する用途に最適です。 その他の用途は、運動用具や自動車産業であり、優れた光学的特性と素材のリサイクル性が重要な役割を果たします。
炭素繊維強化プラスチック板材は、厚さが1mmから95mmまでの間で1mm刻みでご用意しております。 これらの板材に対しての最低注文数量は1枚から対応できます。