PEEK樹脂は、汎用の接着剤で接着可能です。
エポキシ系、シアノアクリレート系、シリコーン系接着剤と有効に接着します。
接着強度と表面処理との間に見られる相関は、一般的な接着に関する注意事項と同じです。
油脂、グリース、皮脂などによる汚染が接着面にありますと、良好な接着はできません。
接着前処理としては、粗面化、酸によるエッチング、レーザー処理、UV処理、プラズマ処理などが有効です。
PEEK樹脂の溶着性は、従来からある熱可塑性プラスチックの溶着方法で溶着可能です。
ただし、PEEK樹脂の溶融温度は343℃と高いため、良好な接合を行うには大きな界面エネルギーを必要とします。
これまでの知見では、ホットプレート、摩擦・振動、超音波による溶着方法で有効な結果が得られています。
接着強度などの詳細なデータは、一部ではありますが、情報を公開しております。
詳細については各接着剤メーカーにお問い合わせください。
詳細の物性・特性につきましては、下記お問い合わせフォームよりお問合せください。