エンズィンガーの環境に配慮した取り組みを行っています。
具体的に、ドイツと日本でのそれぞれの具体的な取り組みについてご紹介します。
エンズィンガーは、気候保護に対する責任を真剣に受け止めています。
ドイツの本社工場は、Science Based Targets initiative(SBTi)に参加することを発表し、署名しました。
SBTi とは、共同イニシアチブで、科学的知見と整合した温室効果ガスの削減目標を企業が宣言・設定・実行していくことで、世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べて1.5度に抑えるという目標を達成するための取り組みです。
エンズィンガーも、気候変動目標を提出し、1. 5℃の目標に適合するよう目標を調整することを約束しました。
このイニシアチブにより、エンシンガー本社は「Business Ambition for 1.5℃」と「Race to Zero」のキャンペーンにも参加することになりました。
エンズィンガーでは、すでにエネルギーと環境の管理システムを確立しており、クライメートパートナー社との協力により、2年分のCO2バランスシートが作成されました。
また、再生可能エネルギーによる電力の比率を継続的に高め、エンズィンガーの最大の工場、Cham工場では今年、全電力をグリーン電力への切り替えを行う予定です。
エンズィンガージャパンでも、環境に配慮し、端材品や不良品を、リサイクル樹脂を製造できる株式会社コテックへ売却しています。
株式会社コテックは、不良素材売却企業で、リサイクルPCとPPSのエコリーフ環境ラベルを取得しています。(下記参照)
エコリーフ環境ラベルプログラムとは、一般社団法人サステナブル経営推進機構が運営するタイプⅢ型環境認定制度です。
エコリーフ環境ラベルはLCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて製品の全ライフサイクルステージにわたる環境情報を定量的に開示する日本生まれの環境ラベルです。
※登録掲載ページ (ecoleaf-label.jp)
エンプラ・スーパーエンプラ系樹脂は、1キロ製造する際に発生するCO2排出量が5~10キロと言われている中、株式会社コテックさんのPPSのCO2排出量は0.37キロと、随分少ないです。
株式会社コテックは、独自のリサイクル技術を活かし、自社ブランドのグレードを50種類以上展開しており、高品質を豊富な製品ラインナップで安定供給しています。※株式会社コテックホームページより(kotec-corp.co.jp)
エンズィンガーでは、これからも株式会社コテックとともに、廃棄物及び海洋へ放出される廃プラ量の削減に努め、循環型社会の実現に貢献します。
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